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コンタクトレンズ装用の方のメガネ

■ スペクタクル・ブラー

スペクタクル・ブラー(spectacle blur)という言葉があります。

コンタクトレンズを外した直後にメガネを掛けた時に、
強いボヤケを感じることがあったために名付けられました。

原因は、コンタクトレンズによる角膜への圧迫や酸素の供給の不足で、
角膜に浮腫が起こったり、曲率半径や厚みの変化が起るために、
屈折状態が一時的に変化することが挙げられます。

特に酸素透過性ではないハードコンタクトレンズで起りやすく、
酸素透過性のハードレンズや、使い捨てのソフトコンタクトが主流になってからは、
大きな屈折変化は経験しないようになりましたが、今でも少々は起こることがあります。

多くの場合は、角膜が扁平化して、コンタクトレンズを外した直後は、
実際の近視度数・乱視度数よりも少ない状態になります。
すなわち、コンタクトレンズを外してすぐに検査して調整したメガネが、
時間の経過とともに弱くなっていき、矯正視力が落ちます。

少ないですが、コンタクトレンズのフィッティングによっては逆の現象も起ります。


そこで、
コンタクトレンズ装用の方のメガネの合わせ方としては、

日中はコンタクトレンズで過ごし、帰宅してからはメガネで過ごすというように
メガネ・コンタクトを併用される場合は、スペクタクル・ブラーを考慮して、コンタクトレンズを外して少し時間を置いて検査すればよいですが、

コンタクトレンズは止めて、これからはメガネだけで生活したいという場合は、
コンタクトレンズを外してからなるべく長い時間(数日)置いてから検査したほうがスペクタクル・ブラーによる誤差を避けられます。


メガネとコンタクトレンズを併用される予定のかたは、
コンタクトレンズを装用したままご来店いただければ良いです。

外したレンズを保管するシャーレ、ディスポーザブルタイプのレンズケース、 保存用の生理食塩水は
当店に常備しておりますが、
お気に入りの保存液、洗浄液、装着液がご入用のかたはご持参ください。


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