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強度近視用ウスカルフレーム
強度近視用ウスカルフレームの原理
レンズの度数と厚み
レンズの度数は、簡単に言うと前面カーブと後面カーブの合成です。
それに素材の屈折率と中心厚が絡んできます。
前面屈折力 D1 後面屈折力 D2 屈折率 n 中心厚 t として、
レンズの像側頂点屈折力 Dν は以下のように求められます。
レンズの度数と厚みには、こうした物理的な法則が働きます。
前面カーブと後面カーブの差が大きければ大きいほど(=度数が強い)、
近視レンズの場合、光軸の通る位置(光学中心)から離れれば離れるほど厚くなります。
強度近視のレンズを薄くするウスカル会といえど、
この物理的な制約を超えたミラクルを起こせるわけではありません。
見掛け上、レンズの厚みを減らすには、レンズのコバ(断面)を斜めにカットする方法があります。
古くから「マタ平(またへい)」「マタ凹(またろう)」と言う技術はありましたし、
現在では複数のレンズメーカーがオリジナルの名称で加工しています。
最近の加工機には特殊面取り機能が付いており、店頭に置いてこういう加工も可能です。
レンズの切削面を削り取ることを「面取り」といます。 普通は、レンズの裏面だけを削り落して鏡面加工するのですが、 上図のふちなしメガネは前面も削られています。
こういった加工を行いますと、ものさしで測った厚みは確かに薄くなるのですが、 鏡面加工されたレンズの断面がギラギラ光って、かえって厚み感を出してしまう結果になってしまいます。
先にも書きましたが、
レンズには、前面カーブと後面カーブの差が大きければ大きいほど(=度数が強い)、
近視レンズの場合、光軸の通る位置(光学中心)から離れれば離れるほど厚くなる
という物理的な制約があります。
ウスカル会と言えど、その物理的制約を超えた、他店にはないミラクルなレンズが存在するわけではありません。
ウスカルフレームの原理とは、左図の緑色の線のように、
レンズの中心部の薄いところだけを切り出すものです。
小さな玉型でレンズの中心部の薄い部分だけを使い、
顔に対して窮屈であったり、見た目が不自然に映らないようにするために、
デザインの意匠を凝らすのがウスカルフレームです。
●こちらもご覧ください
<<強度近視、ウスカルフレームQ&A >>
よくある質問や価格情報など
<<ウスカルメガネ販売記>>
ウスカルメガネ販売の実例集です
<<ブログ・強度近視用ウスカルフレーム>>
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