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隠れ斜視

■ 隠れ斜視とは

テレビ番組の「たけしの本当は怖い家庭の医学」や「ためしてガッテン」で取り上げられ
一躍有名になった「隠れ斜視」についての説明です。

この「隠れ斜視」というのは、
我々の間での専門用語では「斜位」というもので、もちろん昔から周知のものでした。
斜位のことを「潜伏性斜視」とも表現しますので、
よりインパクトがあり視聴者の印象に残りやすい 「隠れ斜視」という造語を使ったのでしょう。

どういうものかと言いますと、
普通は両眼でものを普通に見ることができるのですが、
片方の眼を遮蔽すると、ふさがれたほうの眼は視目標物の方に向かわずに、少しズレる場合があります。
この視線のズレ(眼位のズレ)を斜位といい、
そのうち両眼視機能が不良なものを斜視としています。
斜位では、「融像」という力によって、両眼視機能は保たれています。

また、番組では「間歇性斜視」という状態も紹介されましたが、
普段は両眼視が保たれ「斜位」であるが、
何かの原因によって「融像」が阻害されると「斜視」になるというものです。
その原因は、寝不足や飲酒、疲れの蓄積などです。

●多くの方は斜位があります

実際に屈折矯正の現場において、眼位の検査をしますと、
5~6割くらいのかたに、程度の差こそあれ眼位のズレは見つかります。
病気と言うよりも、生理的なズレと言ったほうが正しいでしょう。

そして、大きくわけると、眼が水平方向にズレる水平斜位と 垂直方向にズレる上下斜位があり、
そのズレの量にもよりますが、場合によっては、ものが二重に見えてしまったり眼の疲れを感じることがあります。
そして、私たちの眼は、水平方向のズレには融像力が強いのですが、垂直方向には弱いという特徴があり、
特に上下斜位では眼精疲労の原因になります。

斜位の矯正

斜位は、その量が大きければ手術の適応になりますが、その割合は余り多くはないです。
一般的にはメガネにプリズムという度数を入れて矯正できます。
ただし、斜位の測定と矯正ができる医療機関やメガネ店は非常に少ないです。


参考

両眼視機能検査 斜位(眼位)・融像検査
当ホームページにて斜位とその検査について詳しく解説しておりますのでご覧ください

~斜位と斜視~

~斜位近視~

ブログ Tag 隠れ斜視
当店公式ブログでの斜位に関する記述も併せてご覧ください

視覚機能研究会HP
両眼視をはじめ、さまざまな視覚機能の問題に取り組む スペシャリストのサイト


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